日本ビルケアでは、様々なビル・建物のビルメンテナンスを実施する上で、
ビル・建物のプロフェッショナルとして、外壁改修工事に必要最適化したご提案・施工を行なってまいります。
石張外壁補修工法・象嵌ピン止め工法は日本ビルケアが得意とする当社固有の外装石材剥落抑制の特許工法です。
1993年、旧長銀本店ビルのリニューアル工事で、計画時に採用予定だった在来工法の問題点を解消するために開発した工法で、その後、帝国劇場や福岡銀行本店に採用されました。
(在来工法:石張り表面に座繰りを施し、内部でボルト留めして埋め戻す工法。座繰り埋め戻し部が経年劣化でポップアウトするほか、埋め戻し材の調合が難しく標準化が難しい。)
経年による欠落およびポップアウト不良への信頼性が高い
一体成型既製ピンであるため品質が安定して標準化されている
施工方法が比較的安易で熟練が不要
施工工数が少なく、数量がまとまれば単価は下がる
①打診および目視調査を実施。
②花崗岩の浮きやひび割れを確認。
→処置部を決定。
外径12mmのピン象眼化粧部をダイヤモンドコアを使用して穿孔座繰する。
外径8mmのピン定着孔をダイヤモンドコアを使用して穿孔する。躯体コンクリートへの定着は35mm程度とする。
後に実施するエポキシ樹脂接着剤の余剰分により石表面を養生するため、マスキング材を予め塗布しておく。
①接着剤を予め着色する。
②孔内清掃後、エポキシ樹脂接着剤を奥の方から定量注入する。
外径8mmのピン定着孔をダイヤモンドコアを使用して穿孔する。躯体コンクリートへの定着は35mm程度とする。
①象眼ピン挿入後、マスキング養生材を剥取撤去を行う。
②周辺に汚した部分があれば、拭き取り清掃を行う。